相続手続きに関する基本的な流れをご説明いたします。
相続ときいてイメージするのは不動産(土地や建物)の名義変更、預貯金の名義変更あるいは解約、相続税の申告をイメージしがちですが、実際に必要な相続手続きは他にも多くあります。
相続手続きの流れは一般的に、①戸籍収集による相続人調査、②相続人関係説明図の作成、③相続財産の調査、④財産目録の作成、⑤遺産分割協議、⑥遺産分割協議書の作成、⑦財産の名義変更、⑧相続税の申告(申告の必要がある場合)となります。下記にて流れを一つずつ確認していきましょう。
遺言書が見つかった場合の手続きは、上記と少し異なります。詳しくは遺言書が見つかった場合をご確認ください
相続手続きの流れ
下記に相続手続きの一般的なフローを掲載しております。
クリックしていただくと、詳細のページに飛びますので是非ご確認ください。
相続手続きは時間がかかるものです。必要な手続きが不動産の名義変更だけであっても、相続開始から1ヶ月半~2ヶ月かかると言われています。さらに預貯金の解約など、他の手続きが必要であれば4ヶ月~5ヶ月の時間を必要とします。
遺言書がある場合や、相続人の中に認知症の方や未成年の方がいる場合は家庭裁判所での手続きも必要となってまいりますので、上記の期間に加え、さらに2ヶ月~3ヶ月ほどかかるのが一般的です。
なかには相続税申告が必要な場合もあります。相続税申告の対象となる方は全体の10%前後と言われており、「自分には関係ないこと」とは言い切れません。相続税の申告は手続きをはじめてから4ヶ月~6ヶ月かかりますので、速やかに手続きをはじめなくてはいけません。
相続手続きは4ヶ月前後が大半!
前述の通り、相続手続きは時間のかかるものです。相続が発生した場合、4ヶ月~5ヶ月の期間が必要な手続きを抱えている方は多くいらっしゃいます。
しかし、亡くなった方の口座からお金を引き出して、そのまま何もしていない方がいらっしゃるのも事実です。相続手続きは一生のうちに何度もあることではないので、大変だと思いますが、ひとつひとつ遺産相続の手続きを進めていかなければいけません。
相続では亡くなった方の大切な財産が動きます。しかしながら、財産の分け方などをめぐって非常にトラブルが多いのが特徴です。
相続財産は、相続人全員の合意が無ければ分割出来ません。手続きを進めたくても、トラブルに発展してしまい中々進められないこともあります。最悪の場合、弁護士に関与してもらい裁判所(調停や訴訟)を通じた遺産分割になってしまいます。
そうなると相続手続きに必要な期間は4ヶ月どころではなくなってしまいます。手続きをスムーズに進めるためにも、相続人同士が協調しあって、わだかまりができない遺産分割を目指すのが理想的です。
遺産相続の手続きを進めましょう
よくある残念なケース |
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相続手続きについて
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栃木・小山相続遺言まちかど相談室では、栃木県の小山を中心に古河、結城、野木、下野など栃木全域を対象に遺産相続や遺言書作成に関する専門手続きをお手伝い致します。
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